生産地:チェコスロヴァキア
年代 :1930'S
コンディション : ★★★☆
SIZE :ヨコ 13cm ・ タテ10.5cm ・マチ 2.5cm
素材 :プチポワン・メタルチェーン
重量 :78.9g
1930年代チェコスロヴァキア製ブラウンフローラルプチポワン刺繍ハンドバッグ。
伝統的な刺繍技術、
*プチポワンの美しいヴィンテージバッグ。オーセンティックなアールデコ初期のアンティーク感のあるお品です。ブラックやベージュをベースに、落ち着いたアンティークなスモーキーな色彩のフラワーブーケがフレームの中に広がるようにデザインされています。がま口の留め具には横長のバー型のリボンにクリアラインストーンがセットされた凝ったデザインです。少し傾いているようにも見えますが、制作当初からのようで機能上に問題はございません。後ろにたおしてフレームが開閉する仕様です。カチッと閉まります。メタルフレームにも、細かな線描で繊細な文様が施されております。正面にはラインストーンがセットされた実に凝ったデザインです。フレームに付いた真鍮トーンの4mm幅のあずきチェーン27cmのチェーンハンドルです。バッグからの立ち上がり11.5cmです。
バッグの内側のフレームは内寸12.5cmで、バッグの深さは10cmです。ベージュ色のタフタファブリックの落とし裏仕上げです。プリーツがほどこされた差し込みポケット(ヨコ7.7cm・タテ5cm)がございます。裏地に『MADE IN CZECHOSLOVAKIA』の織ネームが縫い付けられています。
年代を経たヴィンテージアイテムですので、金具に年代を経てきている深み、劣化色・ヴィンテージ感がみられます。内側の裏地にうすい着色や生地の傷みなどが確認出来ます。クロースアップのお写真でご確認下さい。小さいバッグでパーティやお洒落なお出掛けにジュエリー感覚でお持ちください。カジュアルなスタイルにも合わせやすい、クラシカルな美しいヴィンテージバッグです。古いものの雰囲気を楽しんで頂ける方にお届けできればと思います。デートやお食事の際のお出かけバッグにも素敵です。
*プチポワン (Petit Point)・・・ プチポワンは刺繍の一種。18世紀のオーストリア、ウィーンで編み出された技法で、拡大鏡を使用して手刺繍で 1 平方インチあたり900目のテント・ステッチ(ハーフクロスステッチと似ており、布地の裏に多く糸を渡して刺す技法)を施した物をさす。なかでもModell Jollesのプチポワンは 1 平方インチあたり 1600目のものもあり、マイクロモザイクと言われて、世界中に多くのコレクターがいます。目が細かいことから、通常のクロスステッチと異なり、絵画的な表現を行うことができる。ウィーンの伝統刺繍で、18世紀にはマリー・アントワネットをはじめ、ハプスブルク家の女性たちが好んだと言われている。